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2018.11.15

「6次産業化」

専門スタッフ 松田 大輔

 

本州日本海側最大の食の総合見本市「フードメッセinにいがた2018」が11月7日(水)~9日(金)の3日間、朱鷺メッセで開催されました。

今年は過去最多となる461社が出展。会期中は、食品・食材、機器、容器・包装、産学研究など、食に関する様々な製品やサービスなどが提案・展示され、昨年を上回る10,369名(昨年10,033名)の来場があったようです。

 

当財団も、例年「食のマーケットイン支援補助金」に採択された事業者と「フードメッセinにいがた」に共同出展をしており、販路拡大に向けたPR等のお手伝いをさせていただいております。

上記の補助金は当財団が実施する6次産業化支援で、今年度は加工食品の開発や既存商品の改良などにかかる経費、販路拡大を目的とした販促物の製作費などについて、最大30万円の補助を行っているほか、食の技術コーディネーター等による商品開発のお手伝いや販路拡大に向けたアドバイスなどのハンズオン支援も行っており、今年はこの補助金に採択された4社と共同出展し、開発・改良した商品のPRなどを行いました(なお、次年度以降の補助金内容については未定です)。

 

現状を見回しますと、2010年に「6次産業化・地産地消法」が成立してから、6次産業化というフレーズを耳にする機会が増え、農産物の生産・加工・販売を一手に担う事業者が増加した一方、商品企画、加工技術・ノウハウの修得、新たな販路の開拓など、これまで経験したことのない領域を攻略することができず、成果に結びついていない事業者もたくさんいるようです。

 

「良い商品を作り、良い販売先を見つける」

 

当たり前のことですが、これらのノウハウ・スキルの修得には時間がかかります。上記のような補助金や外部団体の意見をうまく取り入れながら、商品開発や販路開拓を進めていくことが効率的な手段ではないかと考えます。

 

当財団では、6次産業化のための商品開発・加工、販路開拓、各種補助金の情報提供や申請書作成支援など豊富なノウハウがありますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

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