【テーマ】~中小企業が知っておくべき!~「事業承継」と「M&A」の最新情報
【講 師】武石公認会計士事務所代表 公認会計士・税理士 武石聡之 氏
昨日は当財団の専門相談員も務めている武石公認会計士を招いて「『事業承継』と『M&A』の最新情報」のテーマでセミナーを開催しました。
中小企業経営者が高齢化し廃業数も急増している昨今、事業承継を急がなければ中小企業の技術やノウハウが失われ、日本の経済を支える土台が崩れていく危険性が増大していきます。こうしたことを背景に、平成30年度の税制改正において新しい「特例事業承継税制」が創設されました。
今回のセミナーで、中小企業が知っておくべき「事業承継」の概要や具体的な進め方、そして、この新しい「特例事業承継税制」についての概要、制度を利用するための要件、活用方法等を具体例を織り交ぜながら、説明していただきました。
「自社株(議決権)」「株価対策」「贈与税」「相続税」「納税猶予」…当事者にならないとなじみのない言葉が多く、なかなか理解が追い付かない内容ではありますが、武石公認会計士による、様々な事例に沿ったわかりやすい資料と説明により、大まかな概要や重要な点などが確認できたと思います。
後半では、中小企業の将来を考える上での、もう一つの切り口である「M&A」についての最新情報を、実際のケースを紹介していただきながら、失敗しないための考え方や方法、リスクへの対応などを教えていただきました。
受講者の皆様からは、「特例税制のポイントを押さえられて良かった」「M&Aの実際の話が聞けてよかった」「winwinにするには思ったよりも難しいと思った」等々のご感想をいただきました。
また、当財団では、武石公認会計士による事業承継の訪問相談を行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
9月後半、10月も当財団では、様々なセミナーを開催いたします。
セミナーの詳細、お申し込みはこちらをご覧ください。