統括プロジェクトマネージャー 百合岡 雅博
寒いと思っていたらあっという間に春になり、気が付けば来週から新年度が始まります。
年度が新しくなる機会に、新入社員を迎える会社、異動で新しい仕事に就くなど、さまざまな変化を迎える方も多くおられると思います。さまざまな変化をきっかけに、皆さまの事業が成長することを楽しみにしています。
私事ですが新潟大学の技術経営研究科というコースで学んでいましたが、4年かけてようやく修了することができました。この間、仕事ではできる限りご迷惑をおかけしないよう意識していましたが、色々とご配慮いただきありがとうございました。日々は小さなことですが、積み重ねることで少しは成長できたように感じますし、皆さまのお役に立てるよう取り組んでいきたいと思っています。また、これからもさまざまな形で学ぶことは続けていきたいと思っています。
★ 今回のキーワードは、『 区切りをつくる 』です ★
暦でいうと1週間、1か月、1年などさまざまな区切りがあり、3月末に決算として大きな区切りを迎える企業も多いと思いますが、新年度だからといってもたいした区切りもなく、日々の仕事に変化のない人も多いのではないでしょうか。
同じ仕事を長く続けることによりスキルが高まり、作業効率が改善、生産性が向上するなどといった数多くのメリットもありますが、長く続けたことによる「慣れ」が原因となって次第に成果が上がらなくなるというデメリットが生じることがあります。
経験を重ねていくことで「こんなものだ」など、業界の常識を持つようになってきます。このような考えを持つ人のなかには、成果があがらなくなってくると環境や顧客など、自身以外の何かに原因があると考えがちです。
週が明けると新年度に入ります。変化や区切りのある方はもちろん、区切りをつくるのが難しい方でも、これまでの取り組みを整理、総括するとともに、今後、どのように取り組めばよいのかを検討してみることをご提案します。十分にわかっていることでもあえて整理してみることで、日常に流されて「つい」忘れていたことを振り返ることができますし、どのようなことを行えばよいのかといったアイデアの抽出につながることもあります。それ以上のメリットに「心機一転」があると考えていますので、新年度を「区切りをつくる」機会にしてみてはいかがでしょうか。
また、新年度にあわせさまざまな補助事業の募集がはじまりますが、このような事業に応募することは自社の事業を見直すとともに、今後の発展のきっかけになると思います。4月6日(金)14:00から新潟市やNICOさんなどが募集する支援事業をご紹介いたしますので、ぜひともご参加ください。
詳しくは、https://niigata-ipc.or.jp/service/seminar_event/6258/