【テーマ】経営に活かせる「スピード経理術」
【講 師】佐藤秀和税理士事務所 税理士 佐藤 秀和 氏
昨日は、小規模店舗・小規模企業の方向けに【経営に活かせる「スピード経理術」】をテーマに佐藤秀和税理士より講演していただきました。
日々の経営の中で、商品の売上、仕入れなど数多く金銭のやりとりがあるかと思いますが、どのくらいの頻度でどのように経理処理して(帳簿をつけて)いるでしょうか。面倒に感じる経理をいかに簡潔にスピーディーに行うかについて、お話しいただきました。
まず始めに、経理をつけることの必要性・重要性についてのお話がありました。経理は自社の経営状況を把握し、さらには、状況変化に柔軟に対応できるよう経理からわかる状況を経営に活かすことができますが、経理のルールを細かくしすぎてしまうと持続せず、意味のないものとなってしまうため、簡素化し、習慣化することが必要であるとのお話がありました。
次に、実際の原始帳簿の管理の例やそのあとの会計ソフトでの帳簿記録についてのお話がありました。原始帳簿の管理では、現金、預金、棚卸にわけて具体的な例を用いて説明いただきました。帳簿記録では、フィンテックを活用して、入力を自動化することで手間を削減する例を説明いただきました。
受講者の方々も経営面や経理に携わっている方が多かったようで、佐藤税理士のお話から毎日の経理に役立つヒントを得られたようで満足度もかなり高めでした。
経理から得られる情報は経営に活かせるものになりますので、ぜひとも手間をかけずに持続できる経理の仕組みを構築していただきたいと思います。
佐藤税理士、貴重なお話しありがとうございました。
さて、来週13日(火)(※)は株式会社鈴木コーヒーの佐藤代表取締役会長をお招きし、「理念経営」について、講演いただきます。当該セミナーやその他セミナーの詳細・お申込みはセミナー・イベント一覧をご覧ください。
(※)水曜日開催ではありませんので、ご注意ください。