【テーマ】デザイン×言葉で「ココロに届く」ブランディング
【講 師】デザイナー ・イラストレーター あだち あさみ 氏、コピーライター 横田 孝優 氏
セミナーウィーク3日目は、「Shiroionaka design office」デザイナー・イラストレーター・絵本作家である、あだちあさみ様とコピーライター事務所「ザツダン」代表、横田孝優様に『ブランディング』について、トークセッション形式でお話しいただきました。
ジョイントしながら数々の成功事例を生み出しているお二人。お互いを理解し、認め合ってお仕事を進めている様子が、息の合ったトークの様子から感じられ、終始、楽しい雰囲気のセミナーでした。
セミナーは事例を紹介する形式で進められました。前半は、十日町市三ケ村の「ヤギさんのお米」、後半は、阿賀野市の豚肉「純白のビアンカ」のブランディングを例に、作り上げるまでを熱く語っていただきました。
「ブランディング」と言っても大それたことではなく、大事なことは「そのもの自体を見つめ直して、良いところに気付き、きちんと伝えていく」ということで、「どこかから、キレイで立派なものを持ってきて、あてはめただけでは、合わない靴を履いて靴擦れを起こしているようなものになる」とのことでした。
お客様の話をとことん聴き、自分のことも充分に知ってもらい、「そんなことはできないよ…」「それは業界のタブーだ」といった思い込みや固定観念を取り払ってあげて、本当の『想い』が込められたコピーやデザインを作っているとのことでした。
時に、「このデザインでお客様の人生が変わるかもしれない」と思いながら仕事に取り組んでいらっしゃるとのこと。仕事に対する姿勢も見習わなければと思いました。
受講者の皆様からは、
「ブランドに想いを込めるには生産者・地域の方々と話をすることが重要という点を学びました。」
「日々の仕事をする際に、思いっきり楽しんでも良いことに改めて気付きました。」
等々のご感想をいただきました。
私自身も、とても学びの多い、元気が湧いてくるような、そんな素敵なセミナーでした。
ご参加いただいた受講者の皆様、講師のあだち様、横田様 ありがとうございました。
当財団では、7月も様々なセミナーを開催いたします。
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スタッフ 大野