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2026.11.06

【開催報告】NIIGATA BR[AI]N AIを“使う”から、AIで会社を動かす経営へ。 10/20実践連続ワークショップ ②

NIIGATA BR[AI]N AIを“使う”から、AIで会社を動かす経営へ。

10月20日、Sea Point NIIGATA × MOYORe:ホール(新潟市中央区)にて、新潟次世代ビジネスリーダー AI経営実装プログラム「NIIGATA BR[AI]N(ニイガタ・ブレイン)」の実践連続ワークショップ②を開催しました!

NIIGATA BR[AI]N(ニイガタ・ブレイン)は、若手経営者やマネージャー層、ビジネスパーソンに加え、起業関心者やスタートアップを志す方など、新潟市経済の未来を担う「次世代ビジネスリーダー」を対象に、AIによるデータ分析を生かした意思決定を経営に実装するためのノウハウ・スキルの獲得を目指す連続プログラムです。

9月2日の基調講演に続く実践連続ワークショップ(全3回)は、自社のコンテキスト(前提・判断基準)を自らの手で構造化し、AIに接続して経営の意思決定に使う流れを、全3回で一巡するプログラムです。

第2回となる今回は「AIで"自社"を発見する ― 追うべきKPIを見極める」をテーマに開催しました。参加者は手元のPCでAIのチャット画面を開き、講義を聞きながら自社の情報をAIに伝えるワークに取り組みました。

 

イベント開催概要

【NIIGATA BR[AI]N 実践連続ワークショップ 第2回】

日時:2026年10月20日(火)13:30〜17:00(終了後、交流会)
会場:Sea Point NIIGATA × MOYORe:ホール(新潟市中央区花園1丁目1-21 CoCoLo南館1F)
テーマ:「AIで"自社"を発見する ― 追うべきKPIを見極める」
講師:FERM株式会社 代表取締役CEO/CAIO 藤原 敬弘 氏
参加者数:14社15名

プログラム:
 ① オープニング・事務連絡
 ② 講義「事前質問への回答 ― AIの設定と情報統制」
 ③ 講義・ワーク①「自社の前提をAIに教える」
 ④ ケーススタディ・デモ「個人情報を渡さずにデータを集計する」
 ⑤ ワーク②「KPIツリーを掘り出す」
 ⑥ ケーススタディ「AI時代の採用と業務の手順化」
 ⑦ 次回のご案内・各種お知らせ
 ⑧ 参加者交流会

 

オープニング・アイスブレイク

講義の冒頭、講師の藤原さんは前回からの2週間で、社内メンバーとのやり取りの土台をAI経由に切り替えたことを紹介しました。仕事は大きく進んだ一方で、人と話さなくなり寂しさも感じたため、今は人との直接のやり取りも組み合わせていると言います。2週間で働き方まで変わるのがAIの世界だとして、学んだことはすぐ試し、欲しいものはAIに頼んで自分で作ってみてほしいと呼びかけました。

「AIで"自社"を発見する ― 追うべきKPIを見極める」

講義「事前質問への回答 ― AIの設定と情報統制」

事前質問で多く寄せられた「AIに情報を入れるのが怖い」という声に対し、藤原さんは、AIだから特別に危険なのではなく、データはAI登場以前からクラウド上にコピーされていると説明しました。そのうえで、学習設定の確認、問題が起きたときにアカウントを止められる仕組みやログの記録、1人1アカウントの原則など、従来どおりの情報統制が重要だと述べました。

 

 

講義・ワーク①「自社の前提をAIに教える」

AIは渡された情報の範囲でしか考えないため、自社の前提を伝えることが大切だと解説しました。ワーク①では、AIに聞き手役を任せ、質問に答えながら自社の前提をまとめていきました。藤原さんは、完璧なプロンプトにこだわらず、まず投げて出てきたものに答えていく感覚をつかんでほしいと呼びかけました。

ケーススタディ・デモ「個人情報を渡さずにデータを集計する」

顧客データを扱う場合は、個人を特定できる情報を除いてからAIに集計させることが重要だと説明しました。デモでは、匿名化のためのツールをAIに作らせ、人の目で確認したうえで、匿名化後のデータだけを渡して集計する流れを紹介しました。藤原さんはこれを、「AIに電卓を作らせ、その電卓を叩くのは人間が担うイメージ」だと例えました。

ワーク②「KPIツリーを掘り出す」

売上などの結果の数字と、その手前で動く数字に分けた「KPIツリー」の作成に取り組みました。さらに、月末に見る数字を1つ選び、アラートの条件(しきい値)を設定するところまで進めました。藤原さんは、しきい値を決めて初めて数字に意味が生まれると解説しました。

ケーススタディ「AI時代の採用と業務の手順化」

採用や面接でのAI活用については、AIを判断材料として使いつつ、最終的な合否は人が責任を持って決めるべきだと強調しました。また、業務をAIに任せる前に、現場のベテランの経験を手順として言語化することが先だと説明しました。

次回に向けて

次回までの宿題は、
①作ったものを社内の1人に見せる
②選んだ数字を2週間ほど記録する
③元になる数値データを用意する、の3点です。
これらを材料に、次回は実際に動くダッシュボードの設計・試作へ進みます。

 

ワークショップ終了後は同会場で参加者交流会を開催し、参加者同士が業種を越えて交流を深めました。

 

各種お知らせ

事務局から、ワークショップ終了後の個別ハンズオン伴走支援の案内をしました。※希望者の中から数社程度を選考して実施する予定。
また、参加企業に3か月間無償提供する「新潟日報生成AI」の活用研修会を、11月18日(水)14:00〜15:00にNEXT21 12階 ビジネススクエアで開催します。

終わりに

今回のワークショップでは、自社の前提や数字の意味をAIに伝えることで、AIが「うちの会社ならでは」の答えを返すようになる体験をしていただきました。講師の藤原さんが講義で伝えた「いきなり答えを求めず手順を踏む」「数字に意味と、しきい値を与える」「個人情報はAIに渡さず、匿名化の道具をAIに作らせる」の3点は、自社のKPIを見直す手がかりとなる内容でした。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。次回はいよいよ、自社のコンテキストをAIに接続し、経営ダッシュボードの試作と実装ロードマップの発表に臨みます。

実践ワークショップ 今後のスケジュール

 

第3回 11月4日(水)13:30-17:00
 「AIネイティブな経営の実践」
 会場:Sea Point NIIGATA × MOYORe:ホール

新潟日報生成AI 活用研修会 11月18日(水)14:00〜15:00
会場:IPCビジネススクエア

ワークショップ終了後は、FERM株式会社代表取締役CEO/CAIOの藤原 氏とSocialupsメンバーによる個別ハンズオン伴走支援を、希望者の中から選考のうえ実施します。
さらに全3回のワークショップ参加者には「新潟日報生成AI」を3か月間無償提供します。

NIIGATA BR[AI]Nの詳細はコチラ➡NIIGATA BR[AI]Nとは?