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2026.10.16

NIIGATA BR[AI]N AIを“使う”から、AIで会社を動かす経営へ。 10/7実践連続ワークショップ ①

NIIGATA BR[AI]N AIを“使う”から、AIで会社を動かす経営へ。

10月7日(水)、新潟テルサ 研修室2 (新潟市中央区)にて、新潟次世代ビジネスリーダー AI経営実装プログラム「NIIGATA BR[AI]N(ニイガタ・ブレイン)」の実践連続ワークショップ①を開催しました!

NIIGATA BR[AI]N(ニイガタ・ブレイン)は、若手経営者やマネージャー層、ビジネスパーソンに加え、起業関心者やスタートアップを志す方など、新潟市経済の未来を担う「次世代ビジネスリーダー」を対象に、AIによるデータ分析を生かした意思決定を経営に実装するためのノウハウ・スキルの獲得を目指す連続プログラムです。

9月2日の基調講演に続く実践連続ワークショップ(全3回)は、自社のコンテキスト(前提・判断基準)を自らの手で構造化し、AIに接続して経営の意思決定に使う流れを、全3回で一巡するプログラムです。

その初回となる今回は「AI概論 ― AIを正しく怖がり、正しく使う」をテーマに開催しました。製造業、福祉、医療・介護、ブライダル、コンサルティング、IT、デザインなど幅広い業種から経営者やマネージャー層が集まり、AIを経営で安心して使うための土台となる考え方を学びました。

 

イベント開催概要

【NIIGATA BR[AI]N 実践連続ワークショップ 第1回】

日時:2026年10月7日(水)13:30〜17:00
会場:新潟テルサ 研修室2(新潟市中央区鐘木185-18)
テーマ:「AI概論 ― AIを正しく怖がり、正しく使う」
講師:FERM株式会社 代表取締役CEO/CAIO 藤原 敬弘 氏
参加者数:20社23名

プログラム:
 ① オープニング・事務連絡
 ② 主催者挨拶
 ③ 講師・参加者自己紹介
 ④ 講義「AI概論 ― AIを正しく怖がり、正しく使う」
 ⑤ 質疑応答
 ⑥ 次回のご案内

「新潟経済の次世代ビジネスリーダーに向けた、AIネイティブ時代の経営術」

オープニング・主催者挨拶

冒頭では、全3回を通じて自社版のAI利用ガイドライン、自社が追うべきKPI、経営ダッシュボードの試作を参加者自身の手で形にしていくというプログラムの全体像を共有しました。また、ワークショップ終了後の11月から来年1月にかけて、意欲の高い企業を対象に個別伴走支援を実施することもあらためて案内しました。

続いて、主催者挨拶でAIの危険性が注目される中でも、危険だからと使用を避けるのではなく、リスクを正しく理解したうえで効果的に活用することが大切だと述べ、その上でAIというテクノロジーと参加者がこれまで培ってきた経験を掛け合わせて意思決定を行うことで、新潟の経済の活性化につながるものと考えていると、全3回での学びに期待を寄せました。

講師・参加者自己紹介

講義に入る前に、講師の藤原氏と参加者全員による自己紹介の時間を設けました。参加者からは本ワークショップを経て、学びたいこと、やりたいことについて共有いただきました。

藤原氏は北海道出身で、アプリ開発会社のフラー株式会社では創業時から取締役CTOを務めました。現在は佐渡でクラフトビール醸造所を営みながら、AI企業のFERM株式会社を経営しています。県内の酒蔵や北海道の葬儀会社など、地域産業の現場でAI実装を支援しています。

参加者からは、「社内のAI推進役として全社にどう広めるかを模索している」「職員全員が安全に使うためにガイドラインの策定が急務」「独学で使ってきたので体系的に学びたい」「AIで集客につなげたい」「AIを前提に業務や経営を再構築したい」など、それぞれの立場から多様な課題意識と期待が語られました。

講義「AI概論 ― AIを正しく怖がり、正しく使う」

講義には、FERM株式会社 代表取締役CEO/CAIOの藤原 敬弘 氏が登壇。「AIを正しく怖がり、正しく使う」をテーマに、AIの仕組みからリスクとの向き合い方、自社への実装の考え方までを、自社や支援先での実践をもとに解説しました。
藤原氏はまず、研究者でさえAIの中で何が起きているのかを体系的には理解できていないと指摘。だからこそ「習うより慣れろ」で使い込むことが大切であり、AIを最も使いこなせるのは自社を一番よく知る人だと強調しました。

AIは「次の言葉を確率で選ぶ」仕組み

AIは物事を考えているのではなく、次に来る言葉を確率で選んでいると説明。自社の背景情報(コンテキスト)を渡して方向を揃え、出来上がったものをチェックする仕組み(ハーネス)を組み込むことで、「当たり」の答えが出る確率を高められると語りました。

「脳みそ」と「武器」を分けて考える

「どのAIを使えばよいか」という質問には、AIを「脳みそ(モデル)」と「付属する道具」に分けて考えるよう提案。モデルはどれも高性能で、差がつくのは自社の情報の渡し方とつなぐ道具だと述べ、AIを「育てる部下」としてゴールを渡すよう呼びかけました。

怖がるべきは「もっともらしい取り違え」と情報管理の甘さ

AIを使う前に「間違えると損害が出る業務か」「顧客情報や秘密情報が含まれるか」「人の確認なしに外へ出るか」の3つを問うよう提示しました。また、情報漏えいの本質は、もともとあった穴をAIで誰でも見つけられるようになったことだとして、アクセス権限の管理やログの記録といった従来どおりの情報統制の重要性を訴えました。さらに、「AIが間違えた」は顧客に対して理由にならないと強調しました。

 自社の判断基準を言語化し、「AIの図書館」をつくる

講義の後半では、自社の情報を整理してAIが参照できるようにする「AIの図書館」という考え方を紹介。ベテランが無意識に使っている判断基準の言語化がAI活用の成否を分け、その作業自体もAIに任せられると説明しました。最後に、配布した「AI利用ガイドライン」シートをAIと一緒に作り、各項目は必ず自分で承認するよう呼びかけました。

 質疑応答

会場からの「AIツールを許可制で管理しているが、進化が速く運用が追いつかない」という質問に対し、藤原氏は「明確な正解はなく、どの企業も試行錯誤している段階。AIを全社員に配る必要はなく、使いこなせる管理職層などに装備させ、仕組みで解決する方向が現実的」と回答しました。

終わりに

今回のワークショップでは、リスクの正体を理解したうえで、自社の情報と判断基準を武器にAIを使いこなすための土台となる考え方に触れる機会を提供しました。藤原氏が挙げた「動かす前に人の目を入れる」「自社用の判断基準をつくる」「AIにも検査させる」の3点は、参加者が自社のAI活用を見つめ直すきっかけとなりました。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。次回は自社のコンテキストをAIに教え、追うべきKPIを見極める実践へと進みます。

実践ワークショップ 今後のスケジュール

第2回 10月20日(火)13:30-17:00
 「AIで自社を発見する—追うべきKPIを見極める」
 会場:Sea Point NIIGATA × MOYORe:ホール/交流会あり

第3回 11月4日(水)13:30-17:00
 「AIネイティブな経営の実践」
 会場:Sea Point NIIGATA × MOYORe:ホール

ワークショップ終了後は、FERM株式会社代表取締役CEO/CAIOの藤原講師とSocialupsメンバーによる個別ハンズオン伴走支援を実施。さらに参加者には「新潟日報生成AI」を3か月間無償提供します。

 

NIIGATA BR[AI]Nの詳細はコチラ➡NIIGATA BR[AI]Nとは?

 

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