プロジェクトマネージャー 間瀬 博文
IPC相談実例~Vol.5 博多もつ鍋処あべ 米原央さん
ここ数年、残暑が厳しくなってきて、いつになったら秋になるのかと思ったら、今週に入って以降は朝晩は寒い、、と感じるほどの気温に。季節の変わり目が薄くなってきたと感じつつも、9月という字面を見れば秋!ということは食欲の秋の到来です!そうです、鍋が恋しくなる季節目前でもあります。

「当店のもつ鍋は、本場博多の人が『地元の鍋より美味しい!』と言ってくれるほど絶品(自画自賛)なんですよ」
ミスター鍋奉行こと米原央さんは米沢市出身。幼いころからバスケットを続け、社会人チームにも所属していました。とにかくデカさを感じる米原さんは、新潟でのご縁をきっかけに知り合いがどんどん増えていきました。

米原さんは2026年6月、新潟駅前にある『博多もつ鍋処あべ』の2代目として事業譲渡を受けます。
「私以外にも事業譲渡を希望する人、会社がたくさんいたようです。そんな中、先代は私を選んでいただけました。先輩たちの後押しもあったかと思います。多くの人に感謝!です」
事業譲渡にもいろいろ。すんなり契約のケースもあるが、契約内容について交渉を重ねていった結果、白紙になることも少なくない。また、事業譲渡のほか事業承継という言葉もここ最近、メディアでもビジネス界隈でも耳に入ってくる。#事業承継 #M&A #アトツギ #事業譲渡 という感じだろう。米原さんのケースは予定通り…と言いたいところだが…コトが起きた。
「先走ったんですねぇ(苦笑)」

詳しい内容は書けないが、段取りでちょっとした行き違いがあった。勢いよく、事業を進めるスピードも波に乗っていた最中!ちょうど大切な手続きをしている時にコトが発生したため…もしかしたらこのまま事業譲渡の契約ができないかもしれない…と、考えたこともあったという。
「ほんと、頭が真っ白になりました。どうしようって…。今までの人生でなかなか経験できなかった時間でした」
米原さんの事例において、事業譲渡のポイントは大きく言ってこの3つでした。
・譲渡契約締結のタイミング
・契約書名義
・資金調達のスケジュール
一般的な事業譲渡や承継においては、経営状況や数期分にわたる決算書、従業員や役員へのヒアリング、取引先からの評判など、多岐にわたる調査は欠かせません。その結果、総合的な判断に至ります。もちろん米原さんのケースでもこのような調査は行われました。
「先代の思い、レシピ、常連さんの声など、しっかりと受け継がせていただきつつ、私のオリジナリティーも少しずつ生かしていきたいです」

新潟IPC財団では事業承継や譲渡などのコンサルティング対応も行っています。ほか、下記機関でもご対応があります。
新潟市ローカル承継マップ新潟 https://relay.town/local/niigata/niigatashi
新潟県事業承継・引き継ぎ支援センター https://www.nico.or.jp/hikitsugi/
日本政策金融公庫 事業承継マッチング支援 https://www.jfc.go.jp/n/finance/jigyosyokei/matching/
今後どうしていくか、どうしていきたいか。考えるきっかけに新潟IPC財団をご活用ください。

【米原さんのお店】
https://www.instagram.com/abe_motsu/
間瀬 博文
https://niigata-ipc.or.jp/news/category/pmscolumn/maze/