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2026.05.29

理想の物件は、ある日突然やってくる

 プロジェクトマネージャー  間瀬 博文

IPC相談実例~Vol.3 stoa 山際沙織さん

 

創業支援をしている新潟IPC財団では「物件が見つからない」という声がよく届きます。ネット検索をしても、不動産会社に掲示されている情報を見ても、理想に描く坪数と間取り、状態がない!さらに、希望するエリアには…全然ない!という感じで、「どこにあるんだ!物件は!」と叫びたくなるくらい、なかなか見つからないケースも。一方で、「意外とすんなり見つかりました」という人もいます。この違いは何なのか、いろいろな人の話を聞いていると“ある行動”が共通していました。

 

新潟市中央区寄居町にアパレル雑貨のセレクトショップを営む山際さんも、物件探しは相当時間がかかりました。最初はネット検索から、そして現地調査、内見など、あの手この手で探します。気に入った物件があっても、中を見ると老朽化が激しかったり、広すぎたり、陽当たりや周辺の環境など、望んでいる条件を満たす物件とはなかなか出会えませんでした。

創業計画書を詰めながら物件を探していきましたが、計画は仕上がっても物件が見つからない状態が続き、一時期は「物件、みんなはどうやって探しているんですか!」と、途方に暮れることも。オープン日の目安は決めていましたし、洋服の仕入れ、資金調達、オープンに合わせた情報戦略など、相手あってのスケジュールですから、計画が遅れるほど焦り、緊張し、空回りしてしまう。そんな時間が続きました。山際さんからは「私は本当にお店をオープンできるのでしょうか」と、諦めそうなセリフが出てくることもありました。

 

 

物件は突然、出てきます。歩いて探していた時に気になっていた空き店舗。お店の前には「貸」の看板はなく、管理者は誰なのか連絡先も書かれていない。どうすればこの物件を見ることができるのか、山際さんは勇気を出してこの物件の管理者やオーナーを、隣接しているお店の人にも聞きながらなんとか問い合わせることができました。そして、内装工事を依頼する職人さんと一緒に内見をして、周辺環境や通行人の様子、生活者の動きも確認してなんとか契約までたどり着けて!晴れてオープン!となったのです。

 

 

で、冒頭の“ある行動”について。こんな事が共通しています。 

・不動産会社のネット情報を毎日見る
・知人友人に「物件を探していること」を伝える
・金融機関にも情報がないか聞いてみる 

 

当たり前の探し方ですが、ここからが大切です。 

・出展候補エリアを歩く
・聞き込み調査をする
・商店街の組合長を訪ねる
・調査する時間帯を変える
・登記を調べる

 

 

 注意点として、不審者のような動きをしないことです。じろじろ見たり、怪しい動きをするとトラブルになったりしますから、周りのお店やお家に声をかけながら、1人ではなく知人友人や職人さんに同席いただきながら調査してもいいでしょう。ひとつひとつ、自分の足で探して、勇気を出して声をかける!この一歩を踏み出せるかどうかが、次につながっていきます。

 

さぁ、一歩前へ!

自分の足で街を歩いてみましょう!

 

【山際さんのお店】
https://www.stoa-stoa.com/
https://www.instagram.com/stoa_shop/

 

間瀬 博文
https://niigata-ipc.or.jp/news/category/pmscolumn/maze/

 

 

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