2月26日(水)に、『組織をリニューアルし、イノベーションを巻き起こす!Vol.4』実践型セミナーを開催しました。
“The next era シーズン2”も最終回。講師は引き続き、株式会社アドハウスパブリック 関本 大輔 氏です。
今回のテーマは「イノベーションを促進するための戦略立案」。
3回目までの内容を振り返りながら、自社の組織のカルチャーを変革し、イノベーションを推進するための戦略的アプローチやプロセスを習得するワークを行いました。
活きた行動指針を作る!
「行動指針」とは「会社や団体の”判断基準” ”行動の方向性”を統一するためのルール」のこと。
行動指針を決めることで
①「意思決定の基準」になる
②「組織の文化・価値観」を作る
③「行動のズレ」を防ぐ
④「メンバーの一体感」を生む
ことができるようになる、というのがこの行動指針を定める意義になります。
まず個人ワークで「チームの価値観を明確にするには?」という例題に対して、各質問に対し一問一答で書き出してみました。
「このチームが最も大切にすべきことは何か?」 「このチームで成功する人は、どんな行動をしているか?」 「逆に、このチームで上手くいかない人は、どんな行動をしているか?」
普段自分が意識している行動が書き出せました。次は、それらを「マイ行動指針」として落とし込んでみます。
先ほどの一問一答の答えを、”抽象的ではなくより具体的に” ”意思決定の基準に使えるもので” ”実際に使う場面をイメージしながら” ”メンバーからの共感を得られるレベル”に、書き直してみました。
実際に手を動かしてワークしてみることで、普段私達が意識している”価値観”が見えてきました。
今回は個人ワーク、班ワークでしたが、完成したものは是非自社に持ち帰って共有してみましょう!
計画とアクション実習
価値観が分かってきたら、次は実際にアクションへ移してみます。
セミナー内では例題として「働きがいのある組織を作る」「新潟市の観光をもっと魅力的にする」を取り上げて考えてみました。計画しアクションに移すためには、ポイントがあります。
それは
①目的、ビジョン、ゴール、目標の明文化と共有。
②成果に繋がるやり方を計画する(戦略・戦術)。
③役割と業務を明確にして分担する。
④計画を実行。検証・改良し、結果にコミットする。
手順も「目的→ビジョン→目標→戦略・戦術→実行→検証→完了→次のプロジェクトへ」で考えると良いでしょう。
今回は班ワークで例題を基にアイデア出しをしてみましたが、自社で「実施方法→実施項目→ゴール(目的)設定」をする時は有効な手法です。
全4回の長編シリーズもののセミナーでしたが、多くの方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様大変ありがとうございました!
今年度のセミナーは今回が最終回となります。
新年度は4月からセミナーを開講予定です!メルマガやLINEから是非チェックをお願いします!
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