最新情報
2025.02.25

起業のための5ステップ <第5回> 先輩起業家に聞く「従業員に選ばれる組織作りのポイント」(2月19日)

2月19日(水)に、『起業のための5ステップ <第5回> 先輩起業家に聞く「従業員に選ばれる組織作りのポイント」と題してセミナーを開催しました。

講師は、
トップ電工株式会社 代表取締役社長 藤崎 圭介 氏
・トップ電工株式会社 広報/採用担当  丸山 莉奈 
の2名です。

今回のテーマは「従業員に選ばれる組織作りのポイント」
事業を進めていく上で採用は切っても切り離せません。とはいえ悩みを多い事柄だと思います。新潟市内で戦略的な人材採用で成果を上げられている、トップ電工株式会社様から気づきとなるようなヒントをいただきました!

前半:松井PM

①会社が”選ばれている”という視点が必要
日本は人口が減少している国になります。そのため、働き手が減るのは必須です。そのため、労働供給量不足になるのは避けられず、建設業や物流業、飲食業等で人手不足倒産が増加しています。そのため”選ばれている”という視点が大切になってきます。

②”いい人”ってどんな人かを明確にする
業種にもよりますが、こんな人を採用したいですよね。
・気が利く、言わずとも働いてくれる人
・黙って言うことを聞いてくれる、やってくれる人
・柔軟なシフト対応可、長く働いてくれる人
ただ、
雇用側の”都合”でけで人選びが難しい時代!
優秀な人材は奪い合い!
この意識が大切になります。

③”省力化”の観点を持つ
人材が減っていく時代なので省力化に関する支援も進んでいます。
・にいがたCITYマッチボックス
・中小企業省力化投資補助金
これらの活用も視野にいれても良いかと思います。

後半:トップ電工様

人材採用において大切なこと
”現場で求める人材”と”採用担当が求める人材”の差を減らすこと!
これは人材紹介会社に頼むなら、人材紹介会社の担当者も併せて密に打合せすることが必要で、欲しい人材に対する人物像のイメージを共有することが大切!
⇒トップ電工では相当密に話し合いをしている!
創業期や拡大期等の会社が現在るフェーズによって欲しい人材は異なる。
”とにかく人が欲しい”、”経験者が欲しい”、”新卒が欲しい”等々状況に応じて様々なので、しっかり話し合いが必要。
特に中小企業だと社長と採用担当が兼務していることが多い。その際、社長だと忙しいので30分しか頂けなかったりするが、リクルート時代、お話を伺いに行ったら藤崎社長は2時間いただけたので、欲しい人材の企業理解を勧められた。

 

■トップ電工での取り組み
”SNS運用”
YouTubeとインスタグラムを運営しているが、求職者からはほぼ確実に見たと言われる。求職者に刺されば良いなと思いながら運用している。求職においてSNSは重要だと感じている。また、HPのブログも定期的に更新しており、検索上位に引っかかるよう努力もしている。

”社員が働きやすい職場に”
現在働いている社員からの実際の声を聞き、実際に取り入れる!
・会社で使う消耗品を会社支給
iDeCo+を導入
等々要望に応じて随時取り入れていきました。

”採用のミスマッチを防ぐ”
採用面接の際に直観と客観的の両面から見ている。
直観:チームとして働くので、面接の際に仲良くできそうか等を直観でみている 
客観的:面接者の傾向や性格がわかるテストを取り入れており、直観とズレがないかをみている
また、ミスマッチが起らないように求人に提示すべき条件は全て記載するし、場合によっては5年後の経営計画も示している。

この他にも、
・社長が採用担当を兼務している時と専用で雇った際に変わったこと。
・離職を防ぐための取組。上司と部下のコミュニケーション方法
・事業規模を拡大する中でどのようにゴール決めているか

『起業のための5ステップ』セミナーは今回で最終回を迎えました!
ご参加いただいた皆様大変ありがとうございました。
セミナー情報・お申込みはコチラから!

メールマガジン登録 Mail Magazine

新潟IPC財団メルマガに登録すると、新潟のビジネスに役立つ情報をお届け!ぜひご登録ください。