11月12日(火)に、「実戦的な、1on1・コーチング 組織パフォーマンスを高める”人軸マネジメント”とは?<インプット編>」と題してセミナーを開催しました。
講師には、コグニティ株式会社 代表取締役 河野 理愛 様をお招きしました。
Z世代の部下とのジェネレーションギャップや、年上、子育て世代の女性など様々な背景を持つスタッフとの協働、また、新しい人事制度への対応など、部下の指導やチーム運営の悩みは、経営者・管理職共通の悩みです。
今回のセミナーは、AIを活用したコーチング支援、データに基づいたマネージメント支援のサービスを提供しているコグニティ社の事業活動の中で蓄積したデータをもとにした、プロコーチと一般的な上司の傾向の違いや部下の指導に役立つテクニックなどを学びました。
■イントロダクション
河野様は学生の時に起業され、ソニー株式会社や株式会社ディー・ エヌ・エーなどを経て、2013年コグニティ株式会社を設立されました。
コグニシティ社は「技術の力で、思考バイアスなき社会を」という理念のもと、人間の思考・コミュニケーションを定量化するAI検定サービスを提供しています。
様々な世代や背景を持つスタッフとともに働き、パフォーマンスを高めていくために経営者・管理者が取り組むべきは、業務の「勘」と「経験」に頼る状態を脱し、正しい現状把握をすることです。それをAIで定量化してアプローチしていくのがコグニティ社の特色です。
■1on1、ちゃんと出来てますか?
近年、人財とも言われるように人事戦力として、人材育成が近々の課題です。その手法として1on1を実施する企業が多くなりました。より人材育成を効果的に行うために、DX化してデータを活用しようとする企業も多いのですが、同社の調査によると分析している企業は全体の40%程度に留まり、さらに意思決定に活用しているのは17%程度しかありません。
さらに、同社のサービス利用者1,600名の傾向を分析し、プロコーチ・評判のいい上司と比較したデータでは衝撃的な結果が現れました。
後半はお題で出された上司と部下の会話の改善点を考えてみるなど、実践的なワークを行いました。心当たりがある方、多かったかもしれません(私も胸に突き刺さるダメ出しが大変多かったです…。)
事例を通して、口を出したいところをぐっと我慢し耳を傾けること、気になってしまう出来ない部分より大部分の出来ている部分に注目すること、行動をほめることなど、明日から使えるテクニックも教えていただきました。
部下の成長のために、日頃から意識して接していきたいですね。
本セミナーはインプット編でした。実践編となる2回目は11月27日(水)13:30からIPCビジネススクエアとオンラインで「実戦的な、1on1・コーチング 組織パフォーマンスを高める”人軸マネジメント”とは?<フィードバック編>」を開催します!
悩める経営者・管理職の皆様は是非、ご気軽にお申込みください!
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