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2024.10.01

Ride the WAVE 2024 ~地域の翼 トキエアの未来を考える~③(9月26日)

次世代ビジネスリーダーのためのブランド・事業開発ワークショップ

"Ride the WAVE 2024" 

第3回を9月26日(木)に開催しました。(@クロスパルにいがた 交流ホール)

第3回は、『そのブランドを「いつ」「どのように」伝えるか』をテーマに
ワークショップを行っていきました。 プログラム内容の一部をご紹介します!

 

WS第2回となる今回も、講師に株式会社博報堂コンサルティング コンサルタント 森 泰規氏をお迎えしました。
前回のグループワークにて、各グループで検討した
「本当のところ誰に何を売っているのか?(=競争戦略ストーリーの始まり)」の部分の確認からスタート。

今回は、トキエア様から提示された課題を解決していくにあたって
初回で検討した競争戦略ストーリーをお客様に訴求する方法を考えます。

 

ワークショップ冒頭、森氏の講義によると、

初回講演(楠木氏)で挙げられた例では、
・大量の在庫を抱える:すぐに欲しい人にとっては価値がある(トラスコ中山)
・時代遅れの技術を徹底して探す:必要な顧客、止めたい製造元が喜ぶ(GDCA)
・資金の大きさしか取り柄にならない:それこそが、交渉の切り札となる(関空コンセッション契約)

優れた競争戦略ストーリーでは、上記のような「一見すると弱点として見てしまいそうなもの」をうまく使い、ストーリーを形成しているとのこと。

 

講義内容を踏まえ、今回は、グループ毎に

前回検討した競争戦略ストーリーで
「①何をお客様に訴求するとうまくいきそうか」
「②何が殺し文句となるか」
「③どんな要素が加わると、自分が費用を払って乗る気になるか」

という流れで、ストーリーの構成要素の部分を検討していきました。

 

今回、参加者を5つのグループにチーム分けを行い、プログラムを進めているのですが、
ターゲット(海外観光客、親子連れ、初めて飛行機に乗る人…!)や、そこへ売りたいもの(観光資源、食文化、ツアー)など、
たった2回のWSの中でグループ毎に戦略ストーリーのカラーががしっかり確立されているところを発表の中で実感し、これも異業種の様々な背景を持った方々が集まって参加するプログラムの魅力の一つなのだな、と感じた担当者でした。

 

次回以降も、引き続き楠木氏の「競争戦略ストーリー」の手法を踏まえ、
トキエア社へ検討するための戦略ストーリーを考えていきます。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!引き続き最終回までよろしくお願いします!

 

~お知らせ~

申し込んでいなかったけれど"Ride the WAVE 2024"がやっぱり気になる……そんなあなたに。
第4回 10月21日(月)からの参加も大歓迎です。

イベント詳細はこちらから、お申し込みはこちらです。

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