7月4日(木)に、『実践型セミナーで体感!2024年ビジネス課題を解決する!「最新! 生成AIの戦略的な活用法」』と題してハイブリッドセミナーを開催しました。
講師は、株式会社シアンス 佐野 直紀 氏、橋本 彩乃 氏です。
本セミナーでは、生成AIの基礎知識から、各サービス毎の使い分けについてお話をいただき、後半では実際に生成AIを用いたデモンストレーションを行いました。
セミナーでお話しいただいた内容の一部をご紹介します!
■生成AIの基礎知識
生成AIと言えば、の文章生成サービスですが、その仕組みは「過去の学習データをもとに単語と単語を組み合わせ、もっともそれっぽい回答をつくる」というような流れだと言います。
よく、「生成AIに聞いてみたのに全然普通のことしか返ってこない」と言われることがありますが、これは生成AIへの指示(プロンプト)によってその精度が大きく変わってくるのだそうです。
生成AIへのプロンプトは具体的な文脈×具体的な指示を出すことにより、実務に使えるレベルまで回答の精度を高めていくことができます。
■生成AIでできること
→大きく分けて3種類!
「要約」、「作成」、「整理」 です。
会場では各用途ごとにデモンストレーションが行われました。
(例)要約について
①Aさんのインターンシップへの感想を読み込ませます。
②要約をしてほしい内容を具体的に指示すると、その場で要点をまとめ、文章を作成してくれます。
上記3用途を組み合わせることで様々な業務フローへ活用することができ、利用の仕方によっては各フローの生産性を向上できます。講師お二人の肌感としては、業種や立場にもよりますが、30~60%は業務改善できそうとのこと。入力の方法もタイプ入力に限らず、音声による入力も可能です。
よく、生成AIの発展によって人の仕事が奪われる、というようなお話もありますが、現状は人の仕事を奪えるほどの能力はなく、でも有効活用すれば、誤字脱字のチェック等、人手不足な部分のカバーになりうる可能性を秘めています。
■生成AIサービスの使い分けについて
一口に生成AIとは言っても、提供サービスの種類は様々です。今回のセミナーでは代表的な3つのサービスを取り上げ、それぞれの特徴について比較しました。
実際にご自身で生成AIに触れてみて、用途や目的に合わせ、自分に合うものを探していくと良さそうです。導入にはChatGPTがおすすめとのことでした。
■シアンス様 サービスについて
生成AIについて一通りご説明いただいた後、シアンス様のサービスについてご紹介いただきました。
■質疑応答、デモンストレーション
ラストは現地会場、オンラインともに質疑応答も盛り上がりました。
「うちの企業の○○っぽい口調でメール作成して」
「外部企業の仲のいい担当者向けに、親しみやすくかつ丁寧な文面を作成して」など、
当日、即興で浮かんだ状況を基にしたデモンストレーションを実際に目の前でお見せいただくことで、自社に持ち帰って活用する際のイメージがつきやすくなったように思います。
受講された皆さま、ありがとうございました。
7月~8月も引き続き様々なセミナーが開催されますので、是非チェックをお願いします!
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