6月11日(火)に「空き家からお金が循環するしくみを創る」と題してセミナーを開催しました。講師は、秋葉区のまちづくりを行う株式会社パッチワークAKIHA 代表、株式会社馬場工務所 代表取締役の 馬場 一也 氏です。
宿泊施設が無かった秋葉区に唯一の宿泊施設を作った経緯や、空き家の可能性などについて、本セミナーの題材となったスロウプハウスで語っていただきました。
スロウプハウスの原点
県外やエリアイノベーションの先駆地を視察したことがキッカケとなり「パッチワークプロジェクト」の構想が生まれました。
新津本町中央公園を中心に、人や地域資源を”パッチワーク”するように縫い付けるイメージでエリアイノベーションを起こしていくのが「パッチワークプロジェクト」。そのプロジェクトの一部にスロウプハウスがあります。
空き家の可能性
空き家で何ができるか考えた時に、我々の頭の中には「住む」「商売」「賃貸」という選択肢が思い浮かんでくるかと思います。馬場氏は「ビジネスモデルを考察する」「得意・好きを仕事にする」こともイメージしてみると良いと仰っていました。
空き家の活用のケースとしては、
①住宅→住宅
②住宅→店舗、非住宅→店舗
③店舗→店舗
があるとの事。実際に、馬場氏が手掛けたプロジェクトも①②③に当てはまります。スロウプハウスは「住宅」から人々が集う「店舗」に変わったため②にあたります。
お金が循環する仕組みについては、ケース②であると、自ら商売する場所として使ったり、あるいは貸しスペースとして使ったりで、商売からの得られる収入、貸店舗としての収入が入ってきます。空き屋を活用していることで、物件費用や改修費用も抑えられ立ち上がりが早くなると言います。
オンラインで全て完結する世の中ですが、現地でしか感じられない雰囲気の良さもあったなと、強く思ったセミナーとなりました。
秋葉区に立ち寄られた際は、是非スロウプハウスへ!!
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