5月17日(水)に、「60歳からの起業」と題して現地会場とオンラインのハイブリット方式でセミナーを開催しました。
講師は、沼垂ビール株式会社 代表取締役 高野 善松 氏 です。
出張して、かつオンラインで配信する方法は当財団初の試みではありましたが、現地会場、オンライン共に多くの方々にご参加いただきました。
高野氏自身はビールを作ったことはなく、間違いなくゼロからビール醸造所を立ち上げました。そんな高野氏の、沼垂ビール立ち上げまでの苦労話や、今だから言えるお金のアレコレ、どんな思いをもっていたのか、どんなアクションプランを元に行動してきたのか伺いました。
創業時は新潟を離れていて東京との往復をしていた、経験もなかった、自己資金もなかった、年齢もこれから起業するには高すぎた、という状況から沼垂の地にクラフトビール醸造所を作ったお話は、これから起業しようと考えている全ての方へのエールにもなったように思います。
高野氏は、起業される際に大事なことは「ビジョナリー経営」をすること、と仰っていました。「なぜ沼垂の地なのか?」「なぜビールなのか?」と突き詰めていくと、それが最終的には自分のミッションになり、自分が起業する理由になり、想いを明らかにすることになるのだと言います。これらを明確にすることで、起業してからの他社との差別化に繋がるとのことです。
全てのご質問にお答えすることはできませんでしたが、現地会場、オンラインともに質疑応答も盛り上がりました。
また、セミナーの最後には滅多に見ることができない「ビール醸造所」を見学しました。4月に完成したばかりのこの醸造所で沼垂ビールが作られています。
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