4月24日(水)に、「失敗した実例&本音に学ぶ!成功する地域密着型M&Aのコツ」と題してセミナーを開催しました。講師は、中山 大 氏です。
1:自己紹介
セミナーにご参加いただいた方はお分かりかと思いますが、中山様の肩書は10弱。M&A実施案件でのものが多く並べられています。なぜここまで事業に関わっているのか、きっかけからお話しいただきました。
2:M&Aを始めたきっかけ
きっかけは「コロナの影響」「スピード感」「時代背景」の3つ。
「コロナの影響」は、どこの事業者様も同じかもしれません。イベント運営をはじめとして多岐にわたる事業をされていても売上が低迷していたことがM&Aを始めるきっかけになったと仰っていました。
3:地元密着のM&Aのコツとポイント
強く仰っていたように感じたのは「会社全体把握と現場主義」。個人的にはM&Aは経営面だけやっていればよいのか?という印象を思っていましたが、M&Aこそ「現場を知る」ということがとても重要らしいのです。中山様は全ての現場を自分の目で見てきたそうで、それをやって初めて会社全体を把握、指導できると仰っていました。
4:これからのM&Aについて
1、既存会社×プラスαの武器(追加効果)
2、グループ内での相乗効果(シナジー効果)
3、極端な会社が出てくる
「1」「2」はM&Aをすることによって派生した良い効果の事です。M&Aをすることで既存会社、グループ内会社の連携を図ることができるようになります。利益が少なくても、それぞれの会社としての武器があれば、組み合わせ次第では良い相乗効果をもたらします。
5:ラストメッセージ
分析、M&Aしてみる会社の事業規模、ゴールの設定。M&Aをはじめるには、様々なことを検討していかなければなりませんが、そもそもM&Aをしないという選択肢もあります。M&Aをすることは、その会社の従業員、その従業員の家族にまで責任が及びます。M&Aにおいて、承継する側も手放す側の考えも持っている中山様は、M&Aには覚悟、想いにマッチすることが大事なのだと最後にお教えいただきました。
途中途中にQ&Aをはさみながら有意義な時間となりました。
聴講者の皆様からもたくさんのご質問を頂き、M&Aに対して前向きに考えるきっかけに繋がったのではないでしょうか。
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