3月5日のオンラインセミナーは、4回シリーズ「春まで待てない!起業のための4ステップ」の第3回!
「理想の人材を採用できる会社と、できない会社のちがい」と題して、
グローカルマーケティング株式会社 代表取締役CEO/今井 進太郎 様
を講師にお迎えして開催しました。
企業コンサルティングをしながら、採用の課題に真剣に取り組み、仕事を探している方の目線にしっかり立った情報発信など非常に具体的なアドバイスやサポートに定評があるグローカルマーケティング株式会社様。代表の今井様からは、同社で対応した事例も交えながら、人材採用について分かりやすく解説いただきました。
まずは、グローカルマーケティング社で対応した、採用HP作成に関する事例について。自社の魅力を採用したい求職者にどのように伝えるか、2社の採用ページの事例をお見せいただきました。「採用=マーケティング」という目線を持っているか、どういう人材を採用したいかしっかり考えることが重要とのことです。
続いて、マネジメントについて。マネジメントの語源は「馬の手綱をとること」。自社がどちらの方向に進みたいのか、採用者に明確に示すことが肝だそうです。組織運営に欠かせないこととして、VMVのご説明がありました。
V(ビジョン):組織としてなりたい姿、実現したい目標や夢
M(ミッション):社会に対して実現したいこと、果たしたい使命
V(バリュー):組織として持つべき価値観、体現すべき価値観
ビジョンを明確にし、ビジョンに共感してもらえる人を採用・育成していくことが、会社成長のためにも欠かせないそうです。
どのような人を採用したいか考え、自社の魅力やビジョンを再確認し、分かりやすく伝えることが重要です。
次に、自社を伝える手法について。ビジョンや魅力は定まったけれど、それをどのように伝えるか。手法について、解説いただきました。
1つ目は、パブリシティ。新聞やテレビ等に取材を依頼し、記事にしてもらう手法です。メディアに取り上げられることで、企業の信用度・認知度は高まるそうです。具体的な方法として、プレスリリースの作成例を紹介いただきました。新商品・新サービスの発表はもちろん、自社に興味・関心を持ってもらい、採用につなげるきっかけを作ることも重要だそうです。
2つ目はSNSの活用です。グローカルマーケティング社では、インスタグラムを活用し、採用アカウントを開設。リール動画という数十秒程度の短時間の動画を作成し、自社がどのような会社なのか、日常や業務の様子を投稿しています。動画やブログでの自社開示により、採用時のミスマッチを防ぐ工夫をしているとのことでした。
人が集まりづらい職種ほど、動画作成等により自社を発信することが大切だそうです。
このほか、ツテ採用(リファラル採用)など他の手法についても解説がありました。
最後にセミナー参加者の皆様とのQAタイム。
ご質問をいただいた皆様、誠にありがとうございました!
4回シリーズセミナーも残すところあと1回です。
第4回「売れる“仕組み”を考えるマーケティング~顧客のニーズをつかむポイント~」は、3月13日(水)の開催です。ぜひお申し込みください!
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