東邦産業株式会社 代表取締役社長 五十嵐 悠介 様を講師にお迎えして、
「次世代人財を確保するためのサステナブル経営の始め方~SDGsは本当に必要か?~」セミナーを開催しした!
SDGs推進コンサルタントや(一社)サスティナブル新潟 共同代表理事として、新潟のSDGs普及に取り組まれている講師。企業や公共団体、教育機関などへの講演を数多くされています。
セミナーでは、「SDGsってなに?」といったいまさら聞けない内容から、中小企業の経営と具体的にどのように関わってくるのか解説していただきました。
SDGsとはなにか
講師の定義では「持続不能を持続可能にする取り組み」。
世界共通の、このままでは持続不能になってしまう社会課題17個を、政府と企業が協力して解決していこうということです。
SDGsに関する大きな変化
①ESG投資の影響 ②サプライチェーンの責任 ③Z世代の台頭 といった3つのキーワードがあります。
特に③Z世代に関しては、講師が独自に新潟県内の大学生にSDGsに関するアンケート調査を実施。社会貢献度や育児のしやすさなど、賃金だけではない、企業の見方・選び方にまつわる興味深い傾向が示されました。
日本の経営はどう変わったか
環境(地球)が限界を迎えてしまっては、社会も経済も成り立たなくなってしまいます。かつて日本も公害を経験し、経済だけでなく、環境や社会に配慮した経営に変化してきました。
そして今は利益を上げながら、社会の課題を解決し、社内外から信頼される企業が求められています。
SDGsは最強の経営ツール
SDGsへの取り組みは、自社の価値や武器、目指すべき理念を理解することから始まり、
自社が取り組むべき課題・やるべきことの発見につなげます。
これらを社内の幹部だけでなく、社員全体で考えて、共有することがとても重要です。
QAセッション
最後に「講師がSDGsに取り組むようになったきっかけは?」「講師がいま取り組んでいることは?」「自社の強みを伸ばし、弱みを克服するような戦術を検討する上でSDGsを活用する方法とは?」などの質問に、講師から一つずつ回答していただきました。
次世代人財から選ばれるために、社会課題を解決する事業を推進し、社会貢献型の企業を目指すことはもちろんですが、まずは社内で持続不能なところはないか、社員全員で考え、話し合うことが、持続可能な会社になる第一歩目だと学びました。
講師の五十嵐様、参加者の皆さま、大変ありがとうございました。
次回以降のIPCセミナーもぜひご期待ください!
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