11月9日に「「伝える」を「伝わる」に変えるには~プロがたどり着いたシンプルな伝え方の原則」と題して、セミナーを行いました。会場は「日々是新」内。講師は編集家・松永 光弘 氏です。
伝えるの専門家である松永氏は、色々な立場から伝えるを見ているとのこと。
まずは「伝える」と「伝わる」の説明です。
「伝える」ー発信ー情報提供
「伝わる」-受信ー納得感・共感
このような仕組みですが、うまく伝わらないケースがあります。その原因を探っていきます。
誤解1 コミュニケーションの構造
情報過多の社会、無駄な情報は聞いてもらえません。
聞いてもらえるものは、自分に関わるものについてだけ。
伝えたいことを、関わりのある表現にすることで、伝えられたいことに変換できます。
誤解2 伝え方が上手ければ伝わる
美文だから伝わる、悪文だから伝わらない、わけではない。
伝えるべきことがはっきりしているかがポイントです。
伝えるべきことを整理し、表現の工夫で整頓することが大事とのことでした。
まとめとして、
何かを伝えるときにはまず、
伝えたいことを伝えられたいことに変換したひとこと=メッセージ
を定めておく。
ことが大事とのことでした。
講義の後は、当財団間瀬プロジェクトマネージャーとのクロストーク。言葉にすることの難しさや、伝える楽しさなどについてお話いただきました。
「伝わる」というのは、世界を変える一歩目!とのことです。
何かを伝える際、今回の講義をヒントにしていきたいですね。
松永様、ご聴講いただいた皆様、ありがとうございました。