11月8日（水）日々是新 内で「地方から新規事業を生み出し、 日本に新しい刺激を 」と題して、産業活性化講演会を行いました。
講師は 株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO 麻生 要一 氏、株式会社アルファドライブ高知 代表取締役 宇都宮 竜司氏、新潟からは株式会社DERTA 代表取締役 CEO 坂井 俊 氏の三名です。
トークセッションでは、「いまなぜ地域で事業創造が必要なのか？」「地域における事業創造の進め⽅」「新潟から始まる事業創造の新時代〜」の３つをテーマに展開。新潟で新たなビジネスが生まれるきっかけへつなげていく、学びと発見、刺激と躍動が詰まった内容となりました。
まずは自己紹介。
宇都宮氏がファシリテーターとなりトークが進んでいきます。
ＷＨＹ：いまなぜ地域に事業創造が必要なのか？
麻生氏よりリクルート時代の経験をもとに語っていただきました。
大企業になったことで風土が変わったこと、そしてその中で抱いた思い……
地域の中小企業が何かをやりだすと変わる。一人だけではなく、コミュニティで変わることがポイントとのことです。
HOW：地域における事業創造の進め方
新規事業の立ち上げ時、地域の前提をポジティブにとらえることが重要。
例えば、
・人材不足は当然→今いる人材を活かす仕組みをつくる
・圧倒的スピードを活かす（決定権、顧客との距離、現場がある）
・小さいからこそイノベーションが起きる（越境なども）
など。
地域資源・地域課題について外の人と一緒に向き合うことが大事とのことでした。また、コロナ禍を経て、実際のマネジメントではオンラインとリアルのバランスが難しいというお話も。
さらにはよくある「できない理由」の紹介。人がいない、本業が忙しい・・・などの理由も、視点を変えることで選択肢が増えるという話は、確かにその通りですね。
VISION：新潟から始まる事業創造の新時代
本日のトークセッションのまとめを行いました。
坂井氏より「ともにやっていく仲間、コミュニティづくりを再現性を持って展開したい」そして「それを他地域にも広げていきたい」とのメッセージ。
麻生氏からは「地域それぞれ色々な色がある。首都圏のコピーはいらない。新潟にしかない地域経済の活性化を作り出しましょう」とのこと。ノウハウはあるので、ぜひ一緒に！とのことでした。
トークセッションはこれにて終了。
新潟から始める事業創造について、多くのヒントを得ることができました。
講師の皆さま、ご聴講いただいた皆様、ありがとうございました！
