９月27日に「ビジネスで使える！言いたいことを言える論理的思考法 ～フランス式思考法から学ぶ～」と題したセミナーを開催しました。講師は写真家／ソーシャルデザインプロデューサーの水島 優 氏です。
フランス帰りの水島氏から学ぶフランス式思考法とは？ IPCスクエアに参加者の皆様にお集まりいただき、いよいよセミナーの開催です。
まずはイントロダクションとして、フランスの義務教育で「哲学」が必修科目となっている背景や、フランスの歴史についてのお話です。フランス革命で自由を勝ち取ったフランス市民。その歴史が「自分の意見を言える＝市民」という考えに結び付いているそうです。義務教育で必修となるのも、納得できますね。
イントロダクションの後は、さっそくフランス式思考法の５ステップの実践です。１、問いを立てる では、「良い問い」の説明を聞いた後、それぞれが問を考えて自己紹介と共にフリップ形式で発表しました。皆様それぞれのビジネスや生活に関する問いを立てられていて、それぞれの問題意識や想いが伝わってきました。
みなさまの問いが出そろったところで水島氏が今回のお題を発表。「いい組織」について考えていきます。
2. 認識を揃える では、言葉の意味、辞書にのっている定義、対義語などから、二つのグループに分かれて、グループごとに言葉の認識を合わせます。
3. 違う角度から考えてみる では、「そもそもいい組織」は存在するのかという角度から考えてみました。 4. 対話を通して、考えを深める も同時に行います。グループの中では、それぞれの考えを述べることで、「いい組織」とは時代や視点によって変化するものだという意見が多く出ました。 5. 話をまとめてみる については全員がおみやげとし、各自で考えることになりました。１時間半という短い時間でしたが、皆様フランス式思考法の５ステップに触れて、自分の意見を言葉にする方法について、感覚をつかんだのではないでしょうか。
参加者のアンケートでは「お題について考えるのが難しかった」「グループで話合うなかで、意見を言えたことがまずよかった」などご意見ご感想をいただきました！
水島氏、そしてご参加された皆様、ありがとうございました。
IPCでは、今後も様々なセミナーを開催していきます。最新のセミナー・イベント情報は、コチラです。
