7月11日(火)に「毎日売り切れるSunBake田中さんに聞く『20代女性起業家“パン屋さん文脈”での高付加価値ブランド戦略』」と題したセミナーを開催しました。
今回の講師は、タイトルにもある通り、20代で大繁盛のパン屋さんを起業したSunBakeの 田中 結 様です。起業に至るまでのストーリーや、ご自身で大切にしていること、この先の展望などをお伺いしました。
セミナー講師は今回で2回目だという田中様はちょっと緊張気味な様子でスタート。初々しい感じが逆に新鮮です。
田中様は尊敬していたお父様の影響により当初から起業したいと思っていたそうです。都内でのベーカリー勤務を経て、時に共に働いていた仲間とともに、新潟で起業することにしたそうです。
こんなに人気のパン屋さんを経営しているのだから、最初からパン屋を目指していたと思いきや……パン屋でなくても良かったと驚きの発言がありました。パンを選んだ理由の一つは、一緒に新潟に来てくれることになったベーカリー勤務時代の仲間(田中様は“相方”とおっしゃっていました)がいたからだそうです。店舗も自分なりの条件を設けて様々見て回ったそうですが、現在の店舗は一目見てビビビッときて、ほぼ即決したとのこと。深い洞察力や推察と、決めたら即動く行動力を見事に持ち合わせていらっしゃいます。
SunBakeの最初のコンセプトは、くもりがちな新潟を「晴れやかな(新潟を)私たちがつくる」でしたが、パン屋でありながら焼き菓子も作るなど、徐々に「この街のために」という思いが強くなり、今では「シティベイクショップ」と考えるようになったそうです。
そこで重視しているのが「接客」です。ただ「良いもの」だけでは不足していて、置いてあるだけでは買われません。次も訪れたくなる接客を実践していらっしゃるそうです。
SunBakeのインスタグラムはオシャレな投稿がいっぱいですが、実はSNSも苦手だそうです(!)お客様が気になること=自分が気になることに応えるようにして、情報発信しているそうです。その代わり、google mapの情報の充実やショップカードなどにはこだわっているようです。
ブランドについてもお話しいただきました。田中様は、“差別化”こそがブランドに繋がると考えています。様々な工夫をお話しいただきましたが、特に田中様が大切に思っている「接客」にはこだわっているそうです。初めてのお客様でも、常連のお客様でも、気付いたことを会話にするよう心掛けるそうです。
最後に田中様からは「何かやりたい「want」の気持ちがあるうちに実行に移してほしい」とメッセージをいただきセミナーは終了となりました。
ご参加いただいた皆様につきましてはありがとうございました。
今後も皆様のビジネスへのお役に立てる、様々なセミナーを開催していきます。
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