6月28日に、当財団の松井プロジェクトマネージャーによるセミナーを開催しました。
6月最後のセミナーは、創業計画(事業計画)の3大重要要素、①事業内容、②資金計画、③損益計画の中で一番相談が多い「損益計画」に着目し、特に「売上づくり」をどのように見える化するか、という観点で、計画づくりの方法・考え方をお話しさせていただきました。
まずは、事業計画の構成や損益計算の中身について。
損益計算は、売上高・原価・経費の3つに分かれ、その数字の根拠と併せて検討する必要があります。
その際、損益計算において必要な“見える化”とは、「売上」「原価」「経費」等を“根拠に基づいた数字”とすること。そのことで事業性と継続性が明確になるという役割もあるようです。
次に、「見える化」=「根拠に基づいた数字」を考えるのために必要な作業である「分解」と「整理」の方法を、具体例をお示ししながら説明しました。
売上であれば、客単価と人数、また、店頭と通販などの販売方法に分解。
経費であれば、家賃、光熱費等の費目に応じて分解し、数字を整理していきます。
その後は、必要な売上を“創る”計画づくりという内容で、集客方法の具体例について。
既存客・新規客へのアプローチ方法や、SNS等を利用した具体的な作戦検討の必要性について紹介がありました。
確かにお客さんの見える化・ターゲットの整理ができると、属性ごとのアプローチ方法も検討しやくなりますね。
損益計画づくりにおいて必要となる数字の整理の仕方や集客方法など、松井PMの具体的なお話しから、今後の戦略・行動のヒントを得ることができたのではないでしょうか。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
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