先日開講した「起業のレッスン」の第2回は、「システム開発の事例から学ぶ、経営の勘所 ~今日からはじめる業務管理!~」と題して、株式会社Pepo 代表取締役 木村 愛子氏を講師にお迎えしました。
木村氏からは、「起業」「経営戦略」「経営管理」の3つの視点からご講演いただきました。
冒頭でご自身の経験もふまえ、「起業自体は簡単」との言葉が。ただし、経営するうえで必須となる経営管理が大変であり、これをいかに取り組んでいくかがポイントとなります。そこで、便利なクラウトサービスを活用することをお勧めされていました。
続いて、「起業」パートで、実際に起業する際に必要なものを実務ベースでお話しいただきました。特に電話、メールアドレスなどは仕事用とプライベート用をしっかり分けておくことが、業務管理やオンオフの切り替えに有効だとのことです。
次に、「経営戦略」パートでは、最初に経営者の役割は「収益を出す」か「コストを減らす」こと、つまり「経営方針を決めることが経営者の役割」であるとし、事例を交えて説明がありました。
最後のパート「経営管理」では、中長期的な目標設定、行動、結果の反省を繰り返すことが大事であり、続けやすく途切れない方法を考える必要があります。そして、数字を管理し把握することは、課題の見える化に繋がり、事業活動への不安減少になるとお話しいただきました。
今回はシステム開発の事例を交えて分かりやすくお話しいただきましたが、システムを導入されるお客様に寄り添い、不安を取り除いていく姿勢が随所に見られました。また、このような姿勢が従業員や経営にも反映されており、“勘所”はここにもありそうです。
次回、起業のレッスン第3回目は、3/10(金)です。
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