次世代のリーダーとしてのビジョンを構築する連続講座。
FINALとなる今回は、新潟駅直結のMOYORe:&オンラインのハイブリット開催にて行いました。
第1部 基調講演では、一橋ビジネススクール 楠木建氏をゲストに講演をいただきました。
テーマは「スキルとセンス」!
「こうした方がいいだろう」ではなく、好きなことと嫌いなことを理解して、「好きなこと」をする。
ユーモアを交えた講演は会場から随時笑い声も上がり、大変盛り上がりました。
第二部は トークセッション 山古志DAO×DERTA 新時代の組織づくりです。
まずは山古志住民会議 竹内春華氏から、革新的な取組である山古志DAOについて解説いただきました。
デジタル住民という大注目の取り組みにたどり着くまで、色々な試行錯誤があったようです。
次に、株式会社DERTA 代表取締役CEO 坂井俊氏より、会社の立ち上げと経営についてのお話をいただきました。
若くして複数の会社を経営する坂井氏。自らのビジョンに賛同する仲間集めの過程など、大変参考になりました。
お二人の講演の後は、当財団春川をまじえてのQ&Aセッション!
お二人が苦労した点など、リアルな声を聞くことができました。
第三部は トークセッション「原体験からビジョンを創る」
まずは、当財団よりVisionQUESTの振り返りを行いました。半年間、全5回のプログラム、振り返るとかなりスパルタなプログラムでしたね。
そんなプログラムを通してビジョンを創り上げたおひとり、今井麻奈美氏よりビジョンの発表、VISIONQUESTに参加したきかっけなどをお伺いしました。
ご結婚、子育てを経て、「ファシリテーター」という仕事に出会った今井氏。新たな一歩を踏み出すため、VISIONQUESTに参加して自分の中の想いを言語化できたそうです。
今井氏の発表の後は、当財団職員、そしてVISIONQUESTを通してワークを担当してくださった株式会社DERTA 取締役CDO 須貝美智子氏をまじえて、トークセッション。
ビジョンづくりは難しかったか、ビジョンを作る前と後でどのように受講者が変化したか共有しました。
今井氏のアドバイスとして、ビジョン創りの第一歩は「素直になること」。自分の原体験を見つめ直し、沸き上がった素直な想いを受け止めることはやはり大事ですね。
須貝氏の話にもありましたが、自分の中の想いを言語化したり、それに対して他者より意見を貰い、ブラッシュアップするということはなかなかない機会です。VISIONQUESTでそのような体験をすることで、今井氏をはじめとした受講者のみなさまの想いがしっかりと言語化され、迷った時や困ったときに、立ち返ることができる揺るぎないビジョンになったのではないでしょうか。
今年度のVISIONQUEST「ネクストリーダーアカデミア2022」はこれにて終了です。
しかし、我々のクエストはまだ終わらない!?
2023年も、また新たなプログラムでみなさまにお会いできることを楽しみにしております。
ご講演いただいた講師の皆さま、そしてご参加いただいた皆様、ありがとうございました。