9月15日に、「IPCデジタル・ストラテジー・シリーズ」3回目のセミナーとして、前回に引き続き、「株式会社シフトブレイン」Webプロデューサー&ディレクターの土屋学氏、「株式会社スリー」Webデザイナーの中野浩明氏に加え、「スティーク株式会社」代表取締役 安達誠氏の3名をお招きしたトークセッションを開催しました。
前半では、ディレクター、デザイナー、エンジニアの各ポジションからWebサイト立ち上げについてトーク。
Web制作依頼時には、Webサイトで何をしたいか、何を伝えたいかを明確にしておくことが重要とのこと。
SNSについても、いろいろな種類があるが、全部やろうとするのはオススメしないとの話がありました。
いろいろなSNSを使おうとすると、更新作業だけで疲弊してしまい、続かない。まずは1点突破の考え方が大事で、1つのSNSでどれだけフォロワーを増やすか考えた方が良いとのこと。
後半では、参加者から事前に寄せられた質問に3名が答える形で進行しました。
開発したいサービスがあるという参加者への回答については、開発手法や開発するときの基本となる考え方などを、具体的にアドバイス。アプリなど、特に上手くいくかわからないサービスについては、計画をじっくり練って設計・構築していくウォーターフォール開発よりは、どんどん短期間で試していく手法のアジャイル開発が向いているそうです。
最後に、「デジタルトランスフォーメーション」とは言うものの、やみくもに全てデジタルにするのが良いかというと、そうでもないこともあり、ときには「アナログトランスフォーメーション」が必要になることもあるとアドバイス。「フルリモートの弊害、リアルの良さも当然あります」とのこと。
何のために、何を達成したいのか。どのツールを使い、どのように伝えていきたいのか。自身で考えて最適なものを選んでいく必要があるというお話は、デジタルに限りません。
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