9月13日(火)に、食の商談促進事業の一環で、新潟IPC財団の食の技術コーディネーター 椎葉 彰典によるセミナーをIPCビジネススクエアにて開催しました。商談用のFCPシートがなぜ必要なのか、また、具体的な書き方のコツ、バイヤーはどこを見ているのかなど、食品関連業界にいた講師ならではのお話がありました。
FCPシートに空欄が目立つと、バイヤーはまず見てくれないとのこと。全部の項目を埋めるのは前提として、どのような要素をどこに書き込むとよいのかについて、バイヤーが必ず見ているところ、バイヤーの目をひくにはどう書けばよいかという視点から、具体的にアドバイスしました。
「おいしい」のは当たり前で、「おいしい」という言葉を使わずにどう表現するか。
また、「安全」であることも当たり前。どのようにして安全性を担保しているかを伝えなければいけないとのことです。
商談についても、商談時にバイヤーが一言目に何を言ったかメモしておくようにアドバイス。また、他の競合商品と比べられた場合にも、その競合商品が何か確認しておくようにとのことでした。
参加者が実際に書いた商談シートへのアドバイスも行いながら進行した当セミナー。
参加者からは時間が足りないという声もあがるほどでした。
IPC財団では、食の技術コーディネーターをはじめ、専門家による相談を受け付けております。
今回のセミナーでもう少し聞きたかったところ、またセミナーに参加できなかった方も、事前にご予約をいただければ個別相談が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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