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2016.02.15
記念日とビジネス
プロジェクトマネージャーの今村です。
2016年はオリンピックイヤーで閏年(うるうどし)。
2月は営業日が少ないために売上が下がり易いですが、今年は閏年で例年よりも1営業日多いため、少しは売上確保がしやすくなるのではないでしょうか。
また、2月と同様に売上が下がるといわれる8月ですが、今年から8月11日が「山の日」として祝日になるため、観光業・接客業には追い風になるかもしれません。
2月14日はバレンタインデーでした。私自身は残念ながら1つもチョコレートを貰うことはありませんでしたが、今年のバレンタインデーの推計市場規模は1340億円で前年比7%増と賑わうと1月末に予測が出されておりました。
バレンタインデー・ホワイトデーだけではなく、近年ではハロウィンも定着してきましたが、遊園地や菓子メーカーなどで、さまざまなイベント企画や商品開発をして売上を向上させています。
2015年のハロウィンでは推計市場規模1220億円で前年比11%増と、2011年の560億円から4年で2倍以上に市場規模が拡大し、バレンタインデーにも肉薄しているそうです。
スーパーの食品売り場で、毎月29日は「肉の日」、8月7日は「バナナの日」などゴロ合わせの記念日に販売促進をしているところもあります。レコード会社でも著名作曲家の生誕○○周年記念Best盤リリース、歌手のデビュー○周年アルバム作成や、出版社でも小説家の生誕○○周年フェアなどの販促企画も見られます。
団体、企業、個人などで独自の記念日を登録したいとお考えの方は、一般社団法人日本記念日協会で「記念日の名称・日付・由来・目的・今後の予定」などの審査を受け、登録合格となった場合は1件10万円(税別)で記念日登録をすることができるそうです(http://www.kinenbi.gr.jp/mypage/entry)。
ハロウィンの推計市場規模を発表しているのも、上記の一般社団法人日本記念日協会ですが、色々な記念日が登録されています。
記念日登録まではしなくても、創業○○周年記念サービス、ロングセラー商品の○○周年ご愛顧キャンペーンなど、貴社ならではの記念日を設けて顧客と接点を作る機会を作り、売上向上に結び付けることもできるのではないでしょうか。
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