5月30日(月)に、女性起業支援「ライクミー新潟」代表、一般社団法人異性間コミュニケーション協会トップ認定講師である駒井沙織氏をお招きし、「女性起業家と家事育児、今どきのバランス思考法」と題するオンラインセミナーを開催しました。
今年3月のセミナーでも講師として、駒井氏からコミュニケーションのコツをお話しいただきましたが、今回は女性起業家としてのお話をメインに講演いただきました。
結婚や家事・育児、出産・更年期等による体調の変化により、ライフスタイルが変化しやすい女性は、まずは1人で起業することが多いそうです。2021年に駒井氏が立ち上げた「ライクミー新潟」では、起業家を目指す女性同士の交流やスキルアップ講座などにより、女性の起業を支援しています。
今回、まずは駒井様や実際に「ライクミー新潟」に所属する他の女性起業家の起業のきっかけを聞きました。
駒井氏ご自身は会社で管理職に昇任後も、その実感がなかなか感じられずにいたところ、大豪雪がきっかけで会社をついに辞める決心がついたそうです。「ライクミー新潟」に所属している他の女性起業家のなかには、友人からの一言をきっかけに起業した方や、出産に伴い仕事場や居住地を変えざるを得なかった方、また、会社退職後にアルバイトをしながら自身の活動をスタートし始めたときに病気になった方など、様々なきっかけにより起業した方がいるとのことでした。
起業直後は様々な方法で働いて生活の基盤を得つつも、起業した事業で売り上げ目標を数年で達成した方、起業したばかりの方など、様々な状況の方々が「ライクミー新潟」に所属しているようです。
途中、「女性は家庭」の時代は終わったけれども、同時に「男は仕事」というプレッシャーをかけていませんか?との駒井氏からの問いがありました。また、男性が家でありのままでいられるように、家庭のなかであまり強さを求めすぎてもいけないとアドバイス。
さらに、男性に家事をやってもらいたかったら、道具を持たせる(選んで購入してもらう)ことで、やる気になってもらえるというアドバイスもありました。
起業してよかったこと、起業して大変だったことなども共有しながら、最後に、発表できる受講者は、自分の夢や目標をチャットで発表しました。
自分の夢、目標を心のなかで思っているだけではなく、実際に書いてみたり、人に話してみたりすることで、見え方が変わってくるとのこと。皆さんも、思い描いている夢や目標があるなら、まずは身近な人に話してみてはいかがでしょうか。
冒頭から終始チャットで参加者と交流をしながらアットホームな雰囲気で進行した今回のセミナー。受講いただいた皆様、講師の駒井様、ありがとうございました。
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