昨日は、IPC統括プロジェクトマネージャー・百合岡雅博によるセミナー「~競争力を高めるために~組織活性化をはじめるときのポイント」をオンラインで開催しました。
人材ひとり一人の成長の重要性よりも、組織を活性化することが人材の育成にはより重要なことで、それが企業の競争力を高めることになるという考えのもと、組織活性化を始めるときに抑えておきたい主要なポイントを解説させていただきました。
セミナーは、「1.人事や組織に関する基本知識」「2.組織の革新力と実行力」「3.イノベーターとマネージャーで違うリーダーの役割」についてと順に進めてまいりました。
「1.人事や組織に関する基本知識」では、組織のハード面(=人事制度)を入れ替えるだけでは組織の活性化は達成できない、ソフト面が変わらない限り企業の抜本的な変革はない、組織と戦略が不明確なまま社員研修を行っても能力開発に繋がらないことなど、百合岡の人事コンサル時代に経験したリアルな話も交えてお伝えいたしました。
「2.組織の革新力と実行力」では、日米企業の比較で、売上のうち新規事業が占める割合は米国にダブルスコアの差を付けられていること、また革新できない組織の特徴や、従業員のアイデアを活かす仕組み例などを詳しく説明させていただき、
「3.イノベーターとマネージャーで違うリーダーの役割」では、環境によって異なるリーダーの役割、求められる視点などをお伝えいたしました。
セミナーの最後には、ZOOMのQ&A機能を使って受講者の方々から多くの質問もいただきました。
「20代と40代の世代間ギャップは埋めれるか?」「総務部からでもイノベーションは興せるか?」
など、次々と質問を入れていただきました。ありがとうございました。
受講者の皆様からは
「改革について、新たな学びを得たく参加し、一部知らない部分を知ることができた。」
「内容の濃い資料のボリュームが嬉しかった。ラストのQ&Aもためになった。」
「簡単な解決方法はないという印象を受けました。しかしそれが現実であり、それゆえに試行錯誤していかねばならないと励まされたように感じています。」
等のご感想をいただきました。
受講していただいた皆様、大変ありがとうございました。
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