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2020.12.15

弓手を鍛える年末年始

プロジェクトマネージャー 松井 俊輔

 

12月も半ばとなりました。今年の「新語・流行語大賞」に「三密」が選ばれたように、コロナ禍の中で怒涛のように過ぎたあっという間の1年だったと感じます。程度の差はあれ、世界中がウイルスの対応に追われた1年でした。この中では、仕事や生活など様々なことが強制的に「変わらざるを得ない」ことを求められ、従来の常識が通用しなくなったことも多くありました。その中で一番大きく変わったことは、様々な「価値」ではないでしょうか。

 

モノの価値、お金の価値、自分にとって大切なものの価値などが挙げられますが、私はリモートツールを使うことが多くなり、「時間の価値」を改めて考えさせられる場面が多くありました。

 

会議や打ち合わせにオンラインツールを使う事で、移動に時間がかからない、論点を絞った話し合いができるなど、時間を効率的に使う便利さを享受できた半面、雑談や時候の話を行う場面が減り、対面でできていたコミュニケーションができなくなったことで、情報の一方通行感が強く、意識の共有がしにくいと感じます。「時間を共有する」ということも、人と人のコミュニケーションに重要な働きをしている場面は多く、その価値は高いと思いました。

 

ファイナンスの世界では、「今日もらえる1万円は、1年後にもらえる1万円よりも価値がある」という考え方をします。

・今日もらえる1万円:銀行に預金するなどすれば、1年後は1万円+αの価値がある
・1年後にもらえる1万円:1万円の額面価値から変わらない

「お金の時間価値=同じ1万円でも時間が経てば価値が異なる」と言われる考え方です。

長期での資産運用メリットについて、時間を経済価値に置き換えて説明されることがあることからも、時間とお金は切っても切れない関係であることがわかります。

 

ビジネスの世界で時間とお金の関係を考えてみると、「業務効率化」という言葉を避けることはできません。「業務効率化、必要なのはわかっているけど何から始めたらよいかわからない」という方、多いのではないでしょうか。

コロナ禍の影響で良かった(?)数少ないことの一つとして、オンラインツールが進化したことが挙げられます。このオンラインツールの利用を、業務効率化のとっかかりとして利用されてはいかがでしょうか。

 

「ITというだけで苦手意識があり、ツールもたくさんありすぎて、どれを選べばわからない・・・」というお悩み、IPCでの相談の中でよく受ける内容です。

 

経済産業省が所管する、中小企業基盤整備機構(長くて覚えにくくて、早口言葉みたいですね)では、以前より「ここからアプリ」というHPを立ち上げ、オンラインツールの紹介を行っていましたが、ITが苦手な方にも興味を持ってもらおうと、マンガによる「IT導入ガイド」を作成しました。お役所のお堅いイメージを脱却すべく、読み物としても楽しい内容になっていますので、気分転換に目を通されるのも良いかと思います。

IT導入に立ちふさがる数々のハードルが、特徴を捉えた敵キャラとして描かれているのですが…。
なんともまあ、倒さねばならないなと思わせるキャラが多く面白いです。

このHPではIT導入事例の紹介だけでなく、導入相談も受け付けていますので、一度アクセスされてはいかがでしょうか。

 

これまで当たり前にできていたことが、コロナ禍でできなくなり、今まで普通に生活していたことがどれだけ貴重なことだったのか、ということを感じます。「時は金なり」という諺があります。年末年始は新しいことを考えるのに良いタイミングなので、一度、ご自身が業務に使っている時間を金銭的価値に置き換えてみて、業務効率化=限られた時間を有意義に使う方法、を見つけるきっかけにしてもいいかもしれません。
コロナ禍で大変な時期ではありますが、この期間に今後の事業や生活に備える準備をしていくことも、貴重な時間の使い方だと思います。

 

私からの業務効率化のおススメは、今さらながらですが「ホームポジションを意識したブラインドタッチ」の習得です。私が学生の頃は有料ソフトを購入して習得する必要がありましたが(年齢がばれますね)、今はネット上に無料で利用できるサービスが多数ありますので、気軽に習得できる環境があります。

 

地味に見えますが1日30分でも1週間がまんして続けて習得すれば、文字入力のスピード、正確さが格段に上がり、作業効率がグンと上がること間違いないです。個人的には、「計算機の左手ブラインドタッチ」にとても憧れており、みなさんにお勧めするだけでなく、私自身も年末年始は「業務効率化」にチャレンジしてみたいと思います。

 

最後になりましたが、IPCをご利用いただいた方、お世話になった方に、今年1年間のお礼を申し上げるとともに、来年こそは「新型コロナが・・・」というセリフを言わなくてよくなること、皆様のビジネスが順調に行えることを祈念して、本稿を終えたいと思います。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。

 

◇売上向上に繋がるIT導入ガイド
https://ittools.smrj.go.jp/supporter/v3hvk60000000hem-att/IntroductionOfIT.pdf

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