最新情報
2020.02.07

「ノラ・クチーナ」出来るまでやり抜く経営(2月5日)

【テーマ】「ノラ・クチーナ」出来るまでやり抜く経営

【講 師】有限会社山田 代表取締役 山田 秀行 氏

2月5日(水)、人気イタリア料理店等を複数店舗経営する、有限会社山田の代表取締役 山田様を講師にお迎えし、「「ノラ・クチーナ」出来るまでやり抜く経営」セミナーを開催いたしました。

★報告①

山田様からは、ご自身の半生を振り返りながら、ご尊父様からの事業承継や「ノラ・クチーナ」の開業、成功や失敗、現在の経営への想い等を、赤裸々にお話しくださいました。

 

山田様のご実家では繁盛焼鳥店を営まれ、幼少期からお店の手伝いをされていたそうです。一方で、焼鳥店以外の世界へも飛び込んでみたいとの想いを抱かれ、金融機関に就職をされました。しかし、数年後に、焼鳥店を自分が引き継がなければ暖簾は守れないと退職を決意、お店を継がれることとなったそうです。

その後、お店の経営の傍らでは全国各地を食べ歩き、ビジネスアイデアを書き留めていくといった努力を継続されていたそうです。そんな中で山田様が出会ったのが、東京の和食店で提供されていた、産地・新潟の冷やしトマト。笹川流れのお塩が添えられて、何と一皿1,000円! で提供されていたそうです。そして、その冷やしトマトが多くのお客様から選ばれ、店内のどのテーブルにも置かれていたとのことでした。

このトマトとの出会いに閃かれ、地元・豊栄ではどこにでもあるトマトを活用して、イタリア料理店を開けば地域や地元の人々からも喜ばれるのではないかと、「ノラ・クチーナ」への開業へと一気に突き進まれていかれたそうです。

★報告②

開業後のお店の繁盛や、低迷期のご経験等もありのままをお話いただき、セミナー最後には、ご自身が経営されるにあたっての現在の想いを語っていただきました。全てはご紹介できませんが、

・失敗しながら成長。失敗したら修正しながら成長していくしかない。

・根性論が正しいとは思わないが、やりぬくことの大切さ。諦めそうにもなるが、地元をよくしたい、食材を理解してもらいたい、共に繁栄したいという想いを強く持てるか否か。

・そこに店があることで、地域の人々の生活が豊かになればという一貫した想いで取り組んでいる。

以上のような熱い想いを語っていただきました。

受講者の皆様からは 「共感できる内容だった」

「家業の継承における考え方・思いを理解することが出来た」 「新しいことにチャレンジすることも大切だと思った」

などの声をいただきました。

受講者の皆様、講師の山田様、ありがとうございました。

IPCでは、様々なセミナーを開催しています。

興味があるテーマがありましたら、是非お申し込みください。 セミナーの詳細やお申し込みはこちらからご覧ください。

メールマガジン登録 Mail Magazine

新潟IPC財団メルマガに登録すると、新潟のビジネスに役立つ情報をお届け!ぜひご登録ください。