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2018.06.22

6月21日ワンコインセミナー報告

【テーマ】~BS・PLを読める方のステップアップ講座~ 超入門!キャッシュ・フロー計算書の基礎
【講 師】 武石公認会計士事務所代表 公認会計士・税理士 武石聡之 氏

昨日は当財団の専門相談員も務めている武石公認会計士を招いて「キャッシュ・フロー計算書の基礎」のテーマでセミナーを開催しました。

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セミナーでは、受講者の皆さまが自社の簡易的なキャッシュフロー計算書を作成できるようになることを目標として、キャッシュフロー計算書のつくり方や見方を中心にお話をいただきました。

専門的で苦手意識を持つ方も多い会計や簿記の内容ではありましたが、セミナー冒頭では、県内の有名な5つ企業の経常利益と営業キャッシュフロー値が、どの企業の結果なのかをクイズ形式で受講者の皆さまに当ててもらう時間があり、利益とキャッシュフローが必ずしも一致しないことの理解が深まったと思います。

企業存続のためにキャッシュフロー計算書がいかに重要であるかや、貸借対照表・損益計算書との関係性など基本的な説明から始まり、徐々にポイントを絞った見方やそれぞれのキャッシュフローの作成方法の説明に移行していきました。

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「キャッシュフロー計算書は下から作る!」といった作成方法のコツを詳しくお話した後に、県内企業のキャッシュフロー計算書を見て具体例を確認したり、説明の合間に例題を用いて考える時間を設けたりするなど、習得した知識をすぐに使い、理解力アップにつながった方も多かったのではないでしょうか。

また、ご自身が担当した企業の再生計画案件のお話をしていただき、過度な節税の落とし穴や、キャッシュフロー計算書で見る危険な経営状態など、受講者の皆さまもご自身の会社や取引先企業に当てはめて考えることができたと思います。

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セミナー終盤では、キャッシュフロー計算書の活かし方や、金融機関がどのようにキャッシュフロー計算書を用いて企業を見るかなど、応用的な話で締めくくり、受講者の皆さまからは、「キャッシュフローの重要性に気付いた」、「さっそく当社のキャッシュフロー計算書を作成してみたい」、「運転資金のコントロールが大切」などの感想をいただき、皆さまのステップアップにつながったようです。

当財団では、今後も皆様のお役にたてるようなセミナーを引き続き企画していきます。
セミナーの詳細や申し込みはこちらから。

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