“100年企業”

2018年05月15日|ビジネスよもやまばなし

専門スタッフ 松田 大輔

 

先日、インターネットでこんなクイズを発見しました。

「創業100年以上の長寿企業、いわゆる100年企業は全国に何社あると思いますか?」

 

答えは、2017年の時点で「30,069社」(東京商工リサーチ調査)とのことです。

企業にとって「事業の永続」は永遠のテーマであり、これを実践している100年企業について調べてみました。

100年企業の中でも、創業1000年を超える企業が7社(東京商工リサーチ調査)存在します。最も歴史の長い企業は578年創業の社寺建築の㈱金剛組で世界最古の企業と言われているようです。中小企業白書2017年版によると、創業から10年後 には約3割の中小企業が、20年後にはさらに約2割の中小企業が廃業しているという現状を踏まえると驚くべきことです。

新潟県に目を向けてみると、100年企業は2017年の時点で「1,283社」(東京商工リサーチ調査)存在し、全国5位の企業数となっています。他県と比較してみると老舗の酒蔵や米穀小売・卸売の割合が多いようです。ちなみに最も歴史の長い企業は1075年創業の「高半ホテル」、続いて1548年創業の「吉乃川」となっています。さらに世界全体では、創業200年以上の企業の約半数が日本の企業(韓国銀行調査)というデータもあります。

 

100年企業は非長寿企業に比べて売上高の伸びが小さい一方で長期間にわたり安定的に経営を行っている傾向が見られる(中小企業白書「2016年版」)といった特徴が挙げられます。つまり、景気の波に左右されず、ほどほどの売上をコンスタントに保つことが結果的に長生きにつながっているようです。

とは言っても、100年以上の長い歴史の中で、幾度となく時代の変化に遭遇したはずです。その中でこれまで続けてこられたのは、変化しない伝統を継承していく一方で、時代に合わせて「変革」してきたことも1つの要因ではないでしょうか。時代の変化は起こりうることです。時代に合わせた「変革」を多くの企業が常に意識するべきことは言うまでもありません。

 

■「変革」のキッカケとして・・・

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