「うっかりミス」に伴う危険の防止を!

2018年04月27日|ビジネスよもやまばなし

  ものづくり技術コーディネーター 原 利昭

 「うっかりミス」を無くすにはどうすれば良いか?誰もが思う事の一つであります。人間にとって永遠の課題とも言えるでしょう。よく知られているのがラーメン店のスープ造りに関するうっかりミスの話です。スープ作りはラーメン店にとって極めて重要であり、店の味を決める大切なスープが店を開けた時に無ければ、その日の営業はままならないのです。もし、そのスープを煮込んでいるときに居眠りしたり、考え事をしたり、スープ鍋に異物を混入してしまったりして、本来の味が変わってしまっていたらお客にも言い訳が出来ません。この様な状況では、”魔がさした”、”つい眠くて!”、”緊張感が途切れた!”等の言い訳をしてしまいますが、状況は元には戻りません。”もう二度とこの様な事はしません”と言っても暫くは信用されないでしょうし、僅かな油断がこの様な結果を導いたのであり、関係者に厳重注意するくらいしかありません。この様な状況は食べ物を扱うお店だけに見られるのでは無く、様々なところでも見受けられるのです。教育の現場でも同様であり、うっかりミスの防止が取り組むべき重要事項となっています。例えば、障がいを有する幼児達と先生の教育現場でも、”うっかりミスの防止”に極めて真剣な取り組みが見られます。但し、決して障がいに偏見を持って紹介するのでは無い事をお断りしておきます。幼児達をうっかりミスに起因する危険から守り、或いはうっかりミスに直結する様な行動とその多様性に如何に対応すべきかを見極めるには、複数担任制を基本としていても、容易ではありません。それ故、子供達にとって事故に至らないための環境づくりと留意すべき点を特に学びたいと考える教員の情熱には頭が下がる思いを致しますが、経験的観点に基づく決定的なマニュアル資料は極めて少ない様です。更には、教員にとっても年齢が増すとどうしてもうっかりミスが生じてくるような気がするとの考えに至るケースが少なくない事から危険を回避する方法、特に直ぐにできるミスの回避方法やミスを防ぐ実例を知りたいとの強い思いが教員には見られます。それでもうっかりミスが許されない二つの事例をご紹介致します。一つは、発作を来した”食物アレルギー児童”に迅速な対応策としてエピペン(注射)の使用と、もう一つは児童が心停止ないしは心静止の状態に至った場合の自動体外式除細動器(AED)の利用です。使用方法を知らなかったとは言えない状況を提言し、終わりと致します。

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