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2018.01.15

「継続」 と 「チャレンジ」

新年、あけましておめでとうございます。プロジェクトマネージャーの百合岡です。今年もIPC財団をご活用くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

昨年は、好調な企業業績の影響から、日経平均株価が25年ぶりにバブル後の最高値をつけ、1年間の上場企業が90社に到達、景気回復期間が「いざなぎ景気」を超え戦後2番目の長さで続いているなど、マスコミなどで国内の経済状況は活況な状態だといったコメントを見聞きすることが数多くあった1年でした。

私どもIPCでは、課題をお持ちの企業の方、創業を検討されている方、新たな取り組みを企画されている方など、ビジネスに関わるさまざまな方とコミュニケーションさせていただいております。このような活動を通じて、新潟の景気が活気づくにはそれぞれのビジネスが好転し、皆さんの景気が良くなり、それが積みあがっていくよう、地道に取り組んでいかなければならないと考えています。

★  今回のキーワードは、『 【 安定 】と【 革新 】 』です  ★

年末年始に行われている経済評論の番組や記事などを見ていると、たいていが海外にさまざまなリスク要因はあるが、国内の政治や経済は『安定』していて、現在、経済は回復基調にあるので、企業業績は堅調に推移し、今年の日本の景気は良くなるといった予測がされていました。

これを単純化して示すと、
【 安定モデル 】 継続  ⇒  安定  ⇒  成長
の関係で整理することができ、現在の事業をさらに充実していくことによる成長となります。

これに対し、数多くのビジネス書や雑誌で紹介されている事例のほとんどは、新しいチャレンジを行い、何らかの革新(イノベーション)ができたことが成長の背景にあると説明されています。

このプロセスを単純化して示すと、
【 革新モデル 】 チャレンジ  ⇒  革新(イノベーション)  ⇒  成長
と整理することができます。

企業経営の目的のおおきなひとつに、企業の成長があげられます。自社や業界の状況はそれぞれ違いますし、経営者のスタンスによって成長の方向性も異なりますので、【安定】と【革新】のいずれが正解というものではありませんし、組み合わせる必要があるかもしれません。安定といっても何もしないのではなく、これまでのビジネスモデルのもと、新規顧客の開拓や新商品・新サービスの開発が必要になるのも当然のことです。

1年のはじまりです。今年のみなさまの事業のなかで【安定】することと【革新】すること、それぞれを検討してみてください。また、このようなテーマにおいて、今年も多くのみなさまとコミュニケーションさせていただきたいと思っています。

恥ずかしながら、今年はじめてIPCが取り組む小さな革新をご紹介します。

これまで新潟市内でも古町から少し距離があったため、なかなか接点を持つことのできなかった地域を中心にお伺いし、出張ビジネスセミナーと個別の経営相談を開催させていただきます。それぞれセミナーの内容や時間帯が少しずつ異なりますので、興味のあるテーマがございましたらぜひともご参加ください。他にもさまざまなセミナーを開催していますので、以下のアドレスをチェックしてみてください。

IPC財団のセミナーページ:https://niigata-ipc.or.jp/service/seminar_event/seminar/

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